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2020年からの医療はIT技術が欠かせない!【ヘルステック入門】

こんにちは、じゅんです!

ここ最近寒くなってきましたが、みなさん体調の方は大丈夫でしょうか。

これからの季節、健康に気をつけていきたいものですね。

健康といえば、私は半年ほど前からスマートウォッチを使って睡眠時間や歩数などのデータをスマートフォンで管理しています。

このようにヘルスケア(健康管理)の分野にテクノロジーを導入することをヘルステックといいます。

スマホを持っていることが当たり前になった今日、ヘルステックは見逃すことのできない知識です。

そこで、今回は近年注目されているヘルステックについて簡単に解説していきます!

ヘルステックの基礎的な知識を身に着けて健康的なくらしをおくりましょう。

この記事は5分程度で読めるものになっています。

ヘルステックとは

ヘルステック」とは「health(健康)」「technology」を掛け合わせた造語です。

主な対象は健康管理、病気の予防、治療後のアフターケになります。

ヘルスケアの分野にテクノロジーを導入することで、時間・場所にとらわれず個人の健康状況をモニタリングすることなどが可能になりました。

医療の質の向上や医療費の抑制など、医療が抱える課題の解決が期待されています。

ヘルステックのメリット

医療費が削減できると同時に質も高めることができる

時間、場所、知識にとらわれず健康維持、病気の治療ができる

これらがヘルステックの大きなメリットです。

ヘルステックの注目度

富士経済の調査によると、ヘルステック・健康ソリューション関連市場は順調に拡大し、2018年の市場は2,248億円で、2022年には3,083億円まで拡大すると予測されています。

また、「ヘルステック」とGoogleで検索すると「企業」「ベンチャー」「スタートアップ」などが予測欄にヒットします。

これらのことから近年、投資先として大きく注目を集めていることがわかります。

「〇〇テック」について少し解説

「○○テック」とはある分野、業界がテクノロジーを活用することで生み出した新たな価値や仕組みのことをいいます。

ヘルステックの他にも農業と組み合わせた「アグリテック」教育と組み合わせた「エデュテック」などがあります。

以前、ブログ内で「レストランテック」について少し解説しているので気になった方はぜひご覧ください!

自動化でラクに暮らそう

ヘルステック3つの実用例

1.スマートウォッチ(活動量計)

  • ウェアラブル端末ともいい、身に着けるだけで自動的にデータを記録できる

いま私はFitbit Charge 3という種類のスマートウォッチを使っています。

Fitbit Charge 3でできること
  • 心拍数の記録
  • 歩数の記録
  • 消費カロリーの記録
  • アクティビティの強度を確認
  • 睡眠状態(深い睡眠、浅い睡眠、途中で起きたなど)を記録

Fitbit Charge 3機能は上のようにたくさんあります。

メリット

  • アプリを使ってデータを見える化することで、生活習慣病の予防や治療に役立つ
  • 運動の習慣化ができる

デメリット

  • データが正確に測りきれないものもある
  • 2011年のデータで、Fitbitの正確さを調べたところ、呼吸量で計ったカロリー消費量にくらべて27%ほど数字が高めに出たとあります。

 

ここだけの話ですが、スマートウォッチのおかげで健康に意識が向けられて体重が5㎏ほど減少しました。笑

スマートウォッチは、健康とは関係ない機能では、LINEやメールの通知がくるという便利なものがあります!

他のウェアラブル端末にはメンタリストのDaiGoさんが愛用しているオーラリングという指輪型のものもあるので紹介します。

New Oura Ring|体の生理的信号を測定するリングデザイン睡眠サポートデバイス「オーラリング」

 

みなさんもお気に入りのスマートウォッチを見つけてみてください!

2.オンライン診療サービス

  • 病院に通えない患者が遠くにいる医師にビデオチャットを用いて診療、治療してもらうサービス
  • サービスの中には処方箋や薬の受け取りまでが一連の流れがスマホでできるものもある

オンライン診療の普及に日本と海外で大きく違いがあります。

 

日本初診はオンラインでできず、すでにある医療の延長線上にある便利ツールにすぎません。

しかし、

海外(特にアジア)では「自由に医師を選べる」、「医療機関での診断・治療が必要なときには、その流れで予約ができる」、「処方箋の発行医薬品のデリバリーまでできる」とイノベーションがどんどん進んでいます。

メリット

  • 「離島や過疎地域の住人」「都心部の外出困難な高齢者」「忙しい社会人」が時間や場所にとらわれずに利用可能である

デメリット

  • 日本でのオンライン医師の人手不足
  • 医療系メディアのメドピアが2016年に、医師を対象にしたオンライン診療に関するアンケートではオンライン診療に参画したい医師37.0%に対してしたくない医師50.9%となりました。
  • 人手不足の理由は、「患者を直接診ないと正しい診断や治療する自信がない」「患者との信頼が築けるかどうか心配」といったものがありました。

事例

Forus Healthはインド内だけで1500万人いる盲目患者のために病院のアクセスが困難なこと、治療・手術費が高額なことが原因と考え、手軽に格安で受けられる眼科診療装置を開発しました。

3.AI によるヘルスケアサービス

  • AIが多くの人々から遺伝子情報と健康関連の情報を集め、そのビックデータをもとに、その人に合った情報を提供するサービス

AIが画像診断や診療計画について医師をサポートしてくれるおかげで、患者はより適切な医療を受けられるようになります。

メリット

  • 業務の効率化
  • 業務負荷の低減

デメリット

  • 発展途上の技術のためバグなどによる誤診もゼロではない

事例

iCarbonXは中国で開発が進められており、一度血液や尿の提供をすることで最適な予防、治療を選んでくれます。

 

AIによるヘルスケアについてより詳しく知りたい方は下の記事をご覧ください。

進化するAI医療 メリット・デメリットと今後の方向

未来のヘルステックでできること

現在開発中の内容のヘルステックでこれからできることを2つ解説していきます。

遺伝子検査

  • がんや生活習慣病などに関する遺伝子が唾液で簡単に検査できる

ただ自分の遺伝子を知るだけでなく、検査の結果を知ることが環境の改善と予防の努力につながり症状の発生を抑制することが重要になります。

昔より安くなったとはいえ、今はまだ高価格の遺伝子検査ですが、技術の発展により将来的には安価で誰もができるようになります。

私ももう少し手軽になったらやってみようと思ってます。笑

かんたんに申し込みができる遺伝子検査をのせておきますが、他にもたくさん種類があるので自分に合ったものを試してみるのがいいと思います。

治療アプリ

  • 時間や場所、人によらない標準化治療で、医療格差の改善される
  • コストは薬開発の10分の1未満に抑えられる

日本では2019年ニコチン依存症治療アプリの開発が進められています。

このアプリは、薬では対処できない心理的依存に「質問、共感、アドバイス」でアプローチします。

また、リアルタイムの自動返信機能により24時間のフォローが可能になりました。

このような医薬品でも医療機器でもない、第3の治療手段となる治療用アプリは今後の登場に大きく期待できます。

詳しい内容が下にのっているので気になった方はぜひご覧ください。

「新しい治療効果をアプリで生み出す」–キュア・アップ、総額22億円の資金調達

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はヘルステックについてかんたんに解説いたしました。

これからの時代、医療テクノロジーの関わりは欠かせないものになります。

ヘルステックの課題も理解した上で利用して、健康的な生活をおくりましょう!

参考記事

注目のキーワード「ヘルステック」とは?アジアで熱い注目を浴びているヘルステック5選

「オンライン診療」は医療格差解消のカギ、アジア諸国のような破壊的革新を産むには?

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